ケーススタディ

顔認証チェックインシステムをゴルフ練習場で採用

「日本シー・エー・ディー様」が横浜市保土ヶ谷にあるゴルフ練習場運営者「ハンズゴルフクラブ様」に、顔認証チェックインを導入されました。

当クラブは5年ほど前に、リライトカードを使用したセルフチェックイン機を導入。その後、数年でメンバー数が1000名から4500名以上に、来場者も1.5倍になったことも合わさり、スタッフがお客様の顔と名前を覚える機会が少なくなっていました。

そこで、顔認証チェックインシステムの導入を検討。顔認証であればチェックインと同時にスタッフがお客様の顔や情報を把握でき、お声掛けできる。クラブ意識を大切にする当クラブの企業理念とマッチしました。

ネットチャート株式会社はその中で、顔認証機器SenseThunderの導入と技術的支援を提案、本件に採用いただきました。

お客様の課題

来場者チェックインのスタッフ業務を軽減し、余裕ができた時間にサービス提供をしてホスピタリティを向上したい。

導入効果

✓カード紛失時のセキュリティ向上
リライトカードは万が一紛失してしまったらお金を落としてしまったのと変わりません。中には数十万円分チャージする方もいらっしゃるため、紛失期間に使用される恐れがなくなりました。また、カード貸し借りの防止や、カードを忘れて練習できないという状況もなくせました。

✓コロナウイルス感染対策
顔認証と同時に体温も測っているため、熱がある場合はチェックインを制限し、マスクをしていないとエラーが出るようにしました。

✓カード発注コストの削減
コロナ禍でリライトカードの発注数が増えていましたが、そのコストを削減した分お客様に還元できるものを考えていけるようになりました。

✓ホスピタリティの向上
ご高齢のお客様が多く、重いバッグを背負って階段を上り下りするのが大変な状況でした。そこで、予めお客様と好みの打席を紐付け、顔認証でチェックインした時に好みの打席を瞬時に把握してバッグを持って打席までご案内できるようになりました。

導入後の課題

来場者の顔登録をする作業を進めていますが、リライトカードの所有者は全部で10万人、その内アクティブユーザーは3万人と多数いらっしゃるため、少しずつ期間を区切って実施されます。

登録自体はタブレットなどで顔を撮影するだけなので一瞬ですが、この作業を機械的に行わず、特別ブースを作ってお客様一人ひとりにしっかり向き合って行われる予定です。顔登録をきっかけにお客様のゴルフ以外の趣味趣向も把握し、より有益な情報を提供できると考えられています。

今後の顔認証システムの展開

ネットチャート株式会社と日本シー・エー・ディー様は、本件で採用した技術を、業種を問わず様々なお客様にご活用いただけるよう、さらなる開発を進めております。顔認証を活用したソリューションをご検討の方は下記からお問い合わせ下さい。

お問い合わせこちらから