ケーススタディ

画像診断を支える医療情報システム基盤を構築

クライアント名:医療法人永仁会 永仁会シーズクリニック様

概要

「医療法人永仁会 永仁会シーズクリニック」は医療情報システム基盤を2012年に仮想化しました。CT・MR等の検査数増加に伴うシステムリソース需要の増加を背景に2018年、システム拡張と更改を行いました。

ニーズと課題

  • 安定的な医療情報システムの運用
  • ハードウェア老朽化に左右されないソフトウェア利用
  • 運用管理負担の軽減

導入したソリューション

電子カルテ・PACS・検診システムなどの各種サーバを仮想化技術により統合集約、医療情報システムの共通ITインフラを整備しました。

導入による効果

  • 仮想化技術による冗長化でシステムの信頼性、安定性を向上。
  • 仮想化統合集約により物理的なサーバ台数を削減し、運用管理負担を軽減。トータルコストの最適化を実現。
  • データ増加時、リニアに拡張可能な構成を採用・拡張性強化

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お客様の声


リソースの有効利用や耐障害性を考えると、やはり仮想環境が最適です。医療分野でもこの認識が広まってきており、中小病院でも仮想化を推進するところが増えてきています。

将来的には災害時の備えとして院内オンプレミス環境から外部のクラウド環境に移行し、国内複数エリアにデータを分散配置する事で冗長性を確保したいと考えています。同時に、管理面では日々の運用や障害対応等のアウトソーシングを検討しています。

医療法人永仁会 システム部 部長小野 章 氏